思いやりブログ
今回の思いやりブログを担当させていただきます、一年目薬剤師の貝原です。
私はコーヒーが大好きで、よくコーヒーショップにコーヒー豆を買いに行きます。買う豆の種類は決めていて、いつも同じ種類の豆を、決まった量だけ、購入します。コーヒーショップにはショーケースが置いてあり、中には様々な種類のコーヒー豆が並べられています。
その日、いつものようにショーケースを眺めていると、配置が変わっていることに気が付きました。いつも購入する豆が、いつもの場所に無いのです。一瞬、「いつもの豆を探すのが面倒だな」と思ったのですが、その様子を察してか、店員さんがすぐに声をかけてくれました。
「いつもと配置が変わっていますが、おすすめの美味しい豆もたくさん入りましたので、ゆっくり見ていってくださいね。」
その一言で、同じショーケースでも、先ほどまでとは見え方が変わりました。
「いつも買わない豆を試してみるのも面白そうだな」と、ショーケースの配置換えをポジティブに捉えることができるようになりました。その店員さんと相談しながら、その日は今まで試したことのないコーヒー豆を選び、お店を後にしました。
ショーケースの配置換えは、売りたい商品を目立つ場所に置きたいというお店側の都合によるものでしょう。客の側からすれば、新しい商品に出会うチャンスが生まれるというメリットと、いつも購入する商品が探しにくくなるというデメリットがあります。捉え方次第ではポジティブにも、ネガティブにも考えられるその状況を、ポジティブなものにしてしまった店員さんの対応に感心しました。
利益を出さなければならないお店側の意図をしっかり汲んだ上で、来店したお客さんには気持ちよく買い物をしてもらいたいという、店員さんの思いやりを感じた瞬間でした。
思いやりは、相手を見て、考えるところから始まります。どんなに良いサービスや商品も、顧客にその良さが伝わらなければ、利用してもらえず、メリットを与えることができません。相手を見て、どうすれば気持ちよくお金を払ってもらえるのかを考えることは、素敵な思いやりなのだと、その店員さんから教えてもらった出来事でした。
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