※動画の冒頭と中盤のリクエスト曲は無音です
【2018年5月3日】クスリノベ!ラジオ
ゲスト:戸澤 研吾さん
(薬剤師 兼 アーティスト“ドルチェ”のピアニスト)
今回のテーマは『二足のわらじ』。薬剤師として働く戸澤さんには、もうひとつ「アーティスト」という顔がある。戸澤さんは『ドルチェ』という2人グループでピアニストをしており、CMやラジオのパーソナリティー、またCDを発表し全国デビューをしている。実は『ドルチェ』結成後に、ボーカルの女性と結婚され今は夫婦となり音楽活動をしている。そんな戸澤さんの “アーティスト” の部分を今回は掘り下げていこうと思う。
音楽を始めたのはいつ頃から?
4歳からエレクトーンを習わされた。気付いた時にはやっていたが、最初は自分の意思ではなかったので嫌いだった。今ではそこが原点なので感謝している。その後、小4から中3まで吹奏楽でトランペットをした。
最初は習わされて嫌いだった音楽を続けようと思ったきっかけは?
小学校の音楽発表会で「男子なのにピアノの伴奏をしている」とか目立つ機会が増えた。その頃、隣のクラスの先生がギターで歌を作っており、それを音楽会で演奏したいから合唱用のピアノ伴奏と合奏用のリコーダー、鍵盤ハーモニカなどの楽譜を書いてくれ!と頼まれたのが初仕事。アレンジャーとしてそのクラスのために合唱用と合奏用に書いたものが小学校で好評で、そこから音楽が楽しいと思い始めた。
ずっと吹奏楽をしていたのに高校から吹奏楽ではなくバンドを始めたのはなぜ?
高校は希望校に行けず、進学した高校に吹奏楽がなかったので続けられなかった。それに高校の時期は大体バンドに興味を持ち始める時期で、ちょうどバンドに誘われバンドざんまいになった。パートはドラムだった。
エレクトーン→編曲→トランペット→ドラムときて、オールマイティーに音楽をやってきてなぜ薬学部に進んだ?
たまたま理系だったのと、理系の中でもこの学部に進むと将来どんなことをするかを描けた。音楽は音楽、進路は進路で考えた。
ドルチェとして2001年1月にデビューということは、 大学4年の国試まであと数ヶ月の時期(※当時、薬学部は4年生)では?国試は受かった?
大学はほとんど音楽ざんまいで、国試が3月に控えているのに2月までライブをしていた。国試は受かった、奇跡(笑)。
働き始めた当初から音楽活動をしていた?
大学4年時はドルチェを結成したばかりで全く就活はせず、国試合格後に就職先を探した。でも好きなように音楽活動をしたいのでパート採用を希望し、当時面接した会社の社長が理解のある人で、音楽活動を応援したいと言ってくれ今もそこで働いている。
実際2足のわらじを履いてみての良し悪しは?
薬剤師一筋とか、音楽一筋とかひとつに絞っている人に比べると劣るところがあるかもしれないが、色々な経験が増えより豊かになるというか人生の幅が広がった。
働き始めは音楽活動8割、薬剤師2割とのことだが今も2足のわらじのまま並行している?
当時は音楽を一生懸命しながら薬剤師をしていたが最近は落ち着いてきたというか融合してきた。例えば医療系のイベントに呼ばれて、薬剤師だけどこういうことするって演奏したり歌ったりするとすごく喜ばれる。
もし学生さんとかに「2足のわらじを履きたい」と相談されたらどんなアドバイスする?
やってみたらいい、やらない理由が思い浮かばない。両方全力でやって、将来融合するかもしれないし自分の中でどっちかに絞られるかもしれないしそれは人それぞれ。
これからの薬剤師は今の働き方でいうと、薬剤師1本だけでやる時代じゃないのかなと思ってて、その辺どう思う?
確かにそうする必要もないのかもしれない、自然といろんな事が出来てもいいだろうし、もちろんそれだけを極めてもいいと思う。もっと柔軟な思考でいいと思う。
今の思いやこれからの薬剤師さんにメッセージをお願いします
今日は自分の振り返りになったというか、自分の中でまたひと整理がついたなと思う。学生さんや薬剤師さんでも2足のわらじで悩んでたらやってみたらいい、やらないで後悔するよりやって後悔した方がいいとよく言うが、僕なら背中を押す。つまづいたらつまづいたでいいと思うし、やらないとつまづけないので、悩んでたら一歩を踏み出して。
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