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薬学生に伝えたい”3つのズレ”

薬学生に伝えたい”3つのズレ”

2019/08/15

社長ブログ

私が薬学生に必ず伝えている言葉は?

私は社長に就任する以前、執行役員 兼 採用担当マネージャーをしていました。その「採用」という仕事上、当社に入社希望ではない方からも就職の相談を受けることがあります。相談の内容は様々ですが、お会いした薬学生や薬剤師のみなさんに対して、私は必ず「就職先を選ぶ際には、条件面や業務内容よりも『誰と一緒に仕事をしたいか?』を徹底的に考えて欲しい!」と伝えて続けています。
なぜ相談者にこの言葉を伝えているのか…、それにはきちんとした理由があります。

 

薬学生に知っていて欲しい「就職先での3つのズレ」

薬学生のみなさんもご存知だと思いますが、新卒の大学生が入社後3年以内に離職する割合は約3割と言われています。
参照:厚生労働省「新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移」

もちろん、転職の理由には結婚や育児、介護、引越しなどライフステージの変化に伴うケースが一般的です。しかし、仕事のやりがいに関する部分や、待遇面の不満、人間関係など、ライフステージの変化とは関係のない転職が多いのも薬剤師の特徴です。また、それらの本質は「条件面のズレ」、「業務内容のズレ」、「人間関係のズレ」など本人と就業先とのちょっとした「ズレ」の積重ねが原因ではないか…と感じています。

そこで、薬学生のみなさんに、これら「3つのズレ」について解説したいと思います。

薬学生に伝えたい、3つのズレ

① 条件面のズレ

一つめは「条件面のズレ」。労働時間・勤務地などの条件面が異なることに不満を持って退職するケースです。もし企業側が提示していた内容と実際の条件が全く異なっているのであれば、転職する理由としてはわかります。しかし、良い条件の裏には必ず理由があります。「給与も高い!労働時間も短い!勤務地も望み通り!」…常識で考えると、そのような条件で働ける会社が存在しないことは、誰でもわかることでしょう。

 

② 業務内容のズレ

二つめは「業務内容のズレ」。在宅を勉強できると聞いて入社したのに、在宅を扱わない店舗に配属させられた!とか、海外研修ができると聞いていたのに3年経っても行けない!とか、病棟での投薬業務ができると聞いたのに実際には調剤以外を全くできない!など、その理由は様々です。

しかし普通に考えてみれば、本当に自分の希望だけが通る組織が存在するハズがありません。組織全ての人間が自分のやりたい事だけやっていたら、その組織は必ず崩壊します。特に、入社から数年間は現場の仕事を覚えることが優先で、目の前の仕事を繰り返し経験する事でスピードやスキルが上達するのです。石の上にも3年、いや5年、10年かかるかもしれません。自分がやりたい仕事をするためには、ある程度の努力や経験、我慢も必要ではないでしょうか。

 

③ 人間関係のズレ

そして、三つめは「人間関係のズレ」。ほとんど表には出てきませんが、これが最も多い転職理由ではないかと思います。例えば、会社の方針や上司との考え方がどうしても合わない!とか、他のスタッフと比べて自分だけ扱いが悪い気がする!とか、特定の誰かの仕事ぶりや態度がどうしても納得できない!など、その理由は多岐に渡ります。また、これまでの「条件面のズレ」や「業務内容のズレ」は我慢ができるケースが多いと思いますが、この「人間関係のズレ」は我慢ができないことが多く、なんとか我慢してその組織に残っていても、また同じような問題が浮上して根本の解決にまで至らないケースが多いのも事実です。

 

就活生に伝える、たったひとつのアドバイス。

薬学生のみなさんも社会に出て働き出すと、大なり小なりこの「就職先での3つのズレ」を感じることがあると思います。しかし、このような理由で転職にまで至らないようにするために、みなさんに一つだけ就活のアドバイスするなら、この一言です。

 

 「どんな仕事をしたいかじゃない!誰と仕事をしたいかを考えろ!」

 

薬学生のほとんどは、将来”薬剤師”として働く方が多いでしょう。その国家資格を持った薬剤師が主に働く「病院」や「薬局」は、保険制度の中で運営されています。つまり、国民皆保険がある我が国では、大手であろうが中小であろうが、都市部であろうが地方であろうが、日本全国どこで働こうとも条件面や業務内容に大きな違いはありません。もちろん、組織によって若干の違いはありますが、それでも他業種ほどの大きな差は生まれません。だから表面的な「条件面」や「業務内容」で就職先を判断してはいけないのです。(※実際に、合同企業説明会に参加しても、どの組織でも同じ内容の説明しかしないでしょ?)

あなたが薬剤師として働く際、あなたの仕事に最も影響を及ぼすのは「一緒に働く人」です。条件面や業務内容は同じでも、その組織によって「人」の風土は大きく異なります。明るく元気な人が多い組織、真面目で緻密な人が多い組織、学習や研修に意欲を燃やす人が多い組織など、組織風土は本当に千差万別です。

そしてまた、企業説明会だけでは見えてこないのが、この「人」の部分です。ですので、ぜひ企業研究の一環として、できる限り多くの職場見学に行ってください。そしてその見学先では条件面や業務内容を見るのではなく、そこで働いている「人」を見てください。その人の仕事ぶり、患者さんへの声のかけ方、スタッフ同士の会話など、しっかりと肌で感じ取ってください。

自分がもしもこの組織の一員になったと想定して、一緒に仕事をやっていけるか、上司として先輩として信頼できるか、自分自信とみんなの価値観が離れすぎていないか、しっかり想像してみてください。きっと、その基準で選んだ企業は条件面や業務内容で選んだ企業よりも「ズレ」を起こさずに済むと思います。

八幡西調剤薬局の見学・インターン

長々と書きましたが、もちろん弊社でも学生向けの店舗見学やインターンシップを定期的に開催しています。これだけ「“人”が大切だ!」と話している社長の下にどんなスタッフがいるのか、どんな考えで働いているのか、ぜひ一度、確認に来てください。お待ちしております。
薬学生向けインターンについて

 

=薬局運営のプロになる!=
We will definitely be a pharmacy managed professional!

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